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《山行記録》草津白根山南面スキー

      2015/04/04

強い冬型で、日本海側の山は大荒れの天気となった2月1日。このエリアなら影響は小さいだろうということで、草津白根山の南面へ山スキー出動となった。草津エリアの山スキーというと草津国際スキー場からのアプローチが一般的だが、どちらかというとツアー的で滑って面白いという印象はない。前日の低気圧でまとまった降雪があったので、山頂から南に延びる尾根を往復する計画である。

閉鎖されたシズカ山スキー場から入山した記録はたまに見かけるが、今回は赤川を挟んで一本西側の尾根からのアプローチである。嬬恋村の仙之入という集落より、閉鎖されたパノラマラインが入山口となる。ここから、夏はキャベツ畑?の中を抜け、石津硫黄鉱山跡を目指す。登山道はないので、蔦のうるさい林間を適当に登っていった。間もなく硫黄鉱山の跡地へ出たが、建物はきれいに取り払われており、何も残っていない。うらぶれた廃墟を勝手に予想していたので、少し期待はずれであった。

DSC04762この鉱山跡地から、本白根山への登山道が伸びている。先日の降雪が20-30cm積っており、標識は埋まりかけていた。登山道へは入らず、東側の尾根へと向かった。

DSC04752鉱山跡地から少し進んだところに、温泉の噴き出している所があった。そこから流れる川は、水温が高いため雪を被っていない。湯気を上げているが、手を触れてみるとぬるく浸かれるほどのお湯ではない。夏ならちょうど良いかも。

DSC04753尾根に取り付いてからはなだらかな登りやすい尾根が続いていた。シラカバの疎林で気持ちの良い所である。風下になるためか、風はそれほど強くなかった。

DSC047541900mあたりで、左からの夏道に合流する。雪の量が増えてきて、所々で深いラッセルとなった。2000mを過ぎると急に風が強くなる。この日の志賀高原は吹雪でスキーにならなかったそうだ。外輪山は風の影響で雪がない。一度、スキーを外してから火口へ降り立った。さらに強烈な風の吹く火口を横切り、2171mの山頂へと向かった。

DSC047552171mの本白根山山頂は登山道がないため、積雪期しか立てないピークである。風が強く、視界もないため早々に引き返すことにした。火口を抜け、外輪山から少し下ったところでシールを外した。

DSC04757沢の中は雪が吹き溜まっており、パウダー滑降を楽しめた。当初は、登りで使った左岸の尾根に上がる予定であったが、そのまま沢を下っていくと、登りで通った温泉の噴き出し口へ出ることができた。ここでシールを付け、鉱山跡地を抜けたら再度の滑降となる。一部で藪が煩かったが、雪質が良いので快適な滑降ができた。

DSC04764キャベツ畑の中の道を滑り、冬季閉鎖されたパノラマラインへ合流すると、本日の山行は終了となった。

山行日:2015年2月1日

山域:草津白根山

パノラマライン…石津硫黄鉱山跡…1707m尾根…2120m外輪山…2171m山頂…外輪山〜登山道東側の沢を滑降〜鉱山跡〜パノラマライン

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