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《山行記録》上州武尊 夜後沢・苅又沢スキー

   

前日まで強い冬型が続き、上越国境の山にはたくさんの新雪が積った。本日は天気が回復し、パウダー狙いには最適の日である。午後から用があったため、半日で回れるルートが良い。さらに単独なので雪崩リスクの少ない場所ということで上州武尊の夜後沢へ行くこととした。たんばらスキーパークからアプローチすれば、わずかな登りで周回できるお手軽ルートである。

DSC04766ゲレンデトップでシールを付けて、鹿俣山への尾根に乗る。快晴だが気温は低く、最高のコンディションである。尾根はブナの疎林となっており見晴らしが良いが、風が抜けるために雪面が大きく波打っており歩きにくい。1636mの鹿俣山は尾根上のコブ程度のピークである。両側が切り立っており、シールで通過するにはやや注意が必要。左側(北側)を巻いた。

DSC04775鹿俣山を抜けると再び広くなり、気持ちの良い尾根歩きとなる。右手に鹿俣沢の源頭部が見えてきた。いずれ滑ろうと計画しているので、斜面の様子をよく観察しておく。

DSC047851685m地点の少し先の小ピークまでで、尾根歩行は終了とする。夜後沢だけでは物足りないので、一本北側の苅又沢の偵察をしておくことにした。幕掛山へ続く尾根を少し下り、北側の苅又沢の様子を見る(写真)。奥に武尊山の急斜面が見えている。ここから苅又沢に滑り込んだ。30〜35度くらいのやや急な斜面である。この辺りは風あたりが強いらしく、雪面が波打っており、所々で固くなっているため滑りにくい。150mほど下った所から登り返すことにした。

DSC04789尾根へ戻ったら、本日のメインイベント、夜後沢の滑降である。奥に谷川連峰の山々が見えている。

DSC04792沢は20度前後の緩斜面。朝から快晴であったが、北向き斜面のため雪の状態は良好であった。上州武尊ならではの軽いパウダースノーを巻き上げながら、快適斜面を滑降していった。

DSC04794DSC04796沢の中の様子。ブッシュは少なく、広くて快適な斜面が広がっている。沢底へは降りずに、左岸の斜面に沿って滑降していった。

DSC04800沢底に出てしばらく下る。流れは出ていないが、踏み抜かないように注意して下っていく。1150mで沢が右に曲がる手前で滑降を終了とした。ここでシールを付け、1323mピークに向かって左岸の尾根を登り返す。

DSC048021323mのなだらかな稜線に上がると、気落ちの良いブナ林が広がっている。日当たりが良いため、雪は腐り始めていた。

DSC04803たんばらスキーパークの駐車場へ戻り、山行は終了となる。パウダー狙いのお手軽周回コースとして、なかなか良いルートであった。

山行日:2015年2月4日

山域:上州武尊

たんばらスキーパークTop…鹿俣山…1685m地点〜苅又沢滑降…登り返し〜夜後沢滑降1160mまで…左岸尾根を登る…1323mピーク〜たんばらスキーパーク駐車場

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