血圧測定のススメ
山と健康のコンパス
【誰でも高血圧になる可能性があります】
今まで正常であっても今後、高血圧を発症する可能性は全ての人にあります。年齢が上がるにつれてその割合は増えると言われており、40歳台になったなら時々でよいので血圧を測る習慣をつけることをお勧めします。軽度の高血圧であれば生活の改善だけで良くなることもあります。

【血圧の測定は自分の家でしましょう】
自動血圧計が普及したことで、家庭でも手軽に血圧を測ることができるようになってきました。医療の現場でも、高血圧を治療して行くにあたり家庭での血圧測定が重視されるようになってきました。その理由として

①病院で測る血圧と家庭で測る血圧がかなり異なる人がいる
 家庭でリラックスした状態で測る血圧よりも、病院で緊張した状態で測る血圧の方が高いことがあります。この様な現象を白衣高血圧と呼んだりします。
 自宅の血圧より20〜30位高くなる人はけっこういます。なかには、自宅で測ると上の血圧120/下の血圧70なのに、診察室に入ると上の血圧160/下の血圧100になっているなんて方もいます。そのため、診察室での血圧の値はあまり重視されなくなってきました。

②血圧は時間帯で変わる
 特に起床前後の早朝には高くなりやすいが、病院の外来ではそれを測ることはできません。これを早朝高血圧と呼び、脳梗塞や心筋梗塞などの原因となる事が分かってきました。ですので家庭で朝の血圧も測る事をお勧めします。

【血圧の測り方と血圧計の選び方】
 ほとんどの方は自動血圧計を使うと思います。椅子に座った状態で、机の上に腕をのせて測ります(腕の高さで多少の変化が出ます)。寝たままでは正確に測れませんので気をつけましょう。測定中は動かず、血圧計に振動を与えないよう気をつけてください。数値にバラツキがあるときは、3回測定して近い数値二つを記録すると良いでしょう。特に1回目が高くなる方が多いようですが、その場合は後の2回を記録しましょう。
 自動血圧計には色々なタイプがありますが、上腕(二の腕)で測るタイプがベストです。手首で測るものもコンパクトで良いのですが、信憑性の落ちる物もあるようです。指で測るタイプはコンパクトですが振動などで不正確になりやすく、自宅内で使用するにはお勧めしません(何かの理由で持ち運ぶ場合には良いでしょう)。上腕で測る場合はマンシェットを自分で巻くのが大変なため、その問題を解決した製品もありますが、少し値段が高くなるようです。

【血圧計の購入】
価格面ではネット通販が圧倒的に安く手に入りますのでお勧めです。「実物を見たい」「店員から説明を聞きたい」という方は家電量販店に行くと、たくさんの血圧計が並んでいます。メーカーは昔から実績のあるオムロンとテルモが安心です。

タイプ別 自動血圧計
筒の中に上腕を入れて測るタイプ 上腕にマンシェットを巻くタイプ 手首で測るタイプ
簡単&正確に測定ができる
本体が大きく置き場所をとる
値段がやや高めの物が多い
正確に測定できるが、マンシェットを巻くのに慣れが必要
右の物は自分でまきやすくなっておりお勧めです
簡単・手軽に血圧が測れる
持ち運びにも便利
正確さがやや劣る
 

高血圧については、こちらに詳しく解説しています。
 ⇒高血圧DIYガイド(高血圧専門の外部サイトです)